写真を撮るときに使用されるストロボライト。ストロボはフラッシュを再現するエフェクトです。フラッシュは他の方法で対応できるので、パラメーターを知って他の利用方法がないか探ってみましょう。
元イメージのサイズで効果が反映されます。アルファ部分は埋まらず抜けができた状態になるので気を付けましょう。
ストロボのパラメーター
ストロボカラー
ライトの色の設定ができます。
元の画像とブレンド
ストロボエフェクトの適用量の調整をします。0%でエフェクトが最大限に適用されます。100%だと元イメージのみになります。
ストロボデュレーション
0.00~32000.00まで扱うことができます。ストロボの持続する時間を設定します。単位は秒なので、デフォルトは0.5秒に設定されています。0.0秒にするとストロボカラーのみになり、元イメージが表示されません。
ストロボ間隔(秒)
0.00~32000.00まで扱うことができます。開始するタイミングとストロボの間隔を設定します。単位は秒なので、デフォルトは1.0秒に設定されています。
大事なのはストロボデュレーションとストロボ間隔を理解しておくことです。上の画像はデフォルトのストロボエフェクトの状態です。デュレーションが0.5秒、間隔は1.0秒ですので1秒ごとにフラッシュする設定になっています。ストロボ間隔はストロボデュレーションを含めた秒数であることに注意しましょう。ストロボデュレーションはストロボ間隔より小さい値にしないと出現しません。
0.0秒目からいのストロボを適用したくない場合、ランダムストロボの確率を100%に設定する。
デュレーション、間隔のパラメーターを維持しつつ先頭のストロボがなくなります。ストロボ間隔までが基本的(規則の)設定です。ここから下は変化を与えるパラメーターです。
ランダムストロボの確率
上までのパラメーターの規則性を守りつつ、デュレーション・間隔を不規則に発生させる確率を設定します。
例えば、3秒後に画の切り替えが連続する場合、間隔を3.0秒に設定します。前か後ろに切り替わりのストロボは維持しつつ、不規則な動きを生成します。
ストロボ
ストロボカラーが適用されていたところがアルファ化して透明になります疑似的に元イメージをフラッシュさせるように見せることができるようになります。ただし、デュレーション・間隔の値はアルファの方に適用されています。
ストロボ演算子
ストロボの演算子を変更できます。上の動画ではスクリーンに設定して作成しました。
ランダムシード
ランダムストロボのパターンを変化させることができます。
いかがでしょうか。ストロボデュレーションがフラッシュの長さかと思えば、元イメージの表示時間であることがこのエフェクトのわかりにくさかなと思います。個人的にはデュレーション<間隔(秒)にして、ランダムストロボの確率を100%に設定して使うことが多いです。