エフェクト

AfterEffectsのブラー(合成)の使い方

AfterEffectsのブラー(合成)の使い方

ブラーレイヤーとして指定するレイヤーの輝度情報を使ってぼかすエフェクトです。輝度が高い部分には強くぼかしがかかります。白で最大、黒で最小となり、ぼかしの減衰を任意で設定することができます。以下の動画ではいくつかのブラーレイヤーを作ってぼかしました。

 

 

ブラーの範囲の制御がしやすいのでいろいろな出番が想定できますね。それではパラメーターを確認してみましょう。

 

ブラー(合成)のパラメーター

ブラー(合成)のパラメーター01

 

ブラーレイヤー

ブラーレイヤーの関係性

ブラーの範囲を設定するためのレイヤーを指定します。このレイヤーの輝度情報を使用します。

 

バンプマップやGradient

「ソース」を選択するとレイヤーにかかっているエフェクトとマスクは無視され、元イメージを使用します。「マスク」を選択するとワイプ用レイヤーにかけているマスクも反映されますが、エフェクトは無視されます。「エフェクトとマスク」を選択することでこれら全てを同コンポジション内で反映させることができるようになります。

 

最大ブラー

0~4000まで扱うことができ、一番ブラーが強くかかる最大輝度(白)のブラー量を設定します。

 

レイヤーサイズが異なる場合(マップをフィットさせる)

チェックがオンの場合、ブラーレイヤーのサイズが異なる場合にサイズを変更します。

 

ブラーを反転

チェックがオンの場合、ブラーレイヤーによって決められたブラーの範囲を反転します。

 

いかがでしょうか。範囲指定がしやすいので個人的にも良く使うエフェクトです。ブラーレイヤーを変更して遊んでみてください。