エフェクト

AfterEffectsのKey Cleanerの使い方

AfterEffectsのKey Cleanerの使い方

キーアウトした素材に対して、アルファを含むエッジの調整を行うエフェクトです。キーアウトした部分に残ったノイズなどを滑らかにすることで、エッジ部分をきれいにしてくれます。色の調整ではなくアルファを含めたエッジ処理に特化しています。

Key Cleaner

上ではKeylight(1.2)でキーアウト後、エッジを整えるのにKey Cleanerを用いています。Keylight(1.2)内で全てを完結させようとしなくても、他のエフェクトで十分な場合もあります。

 

Key Cleanerのパラメーター

Key Cleanerのパラメーター

 

追加のエッジ半径

追加のエッジ半径の比較

デフォルトが10.0の状態で、0.0~250.0まで扱えます。値を大きくするとエッジの範囲を大きくすることができます。逆に、値を小さくするとエッジの範囲が狭まります。

 

 

エッジのガタつき軽減値

エッジのガタつき軽減値のONとOFFの比較

ONにするとぼこぼこしたエッジを滑らかに変化させます。

 

 

アルファコントラスト

アルファコントラストを大きくした結果

デフォルトが0%の状態で、アルファのコントラスト値を大きくすることでエッジがくっきりします。

 

 

強度

強度

デフォルトが100%の状態で、上で設定してきたパラメーター値の適用度を設定します。上の画像は追加のエッジ半径とアルファコントラストを最大値まで引き上げた状態で、強度を100%にした結果です。

 

 

いかがでしょうか。エッジのザラザラとした部分が気になる場合はKey Cleanerで十分対応できます。公式でもKey Cleanerの活用方法を紹介していますので参考に覗いてみるといいかもしれません。