エフェクト

AFTEREFFECTSのオーディオエフェクト|リバーブ

リバーブ(reverb)とは「残響」という意味です。大きな劇場やホールなどの空間の響きを作り出します。似た効果を得られるディレイはズラす(遅延させる)エフェクトなので混同しないようにしましょう。もっと詳細に知りたい人は島村楽器の情報サイトをご覧下さい。下の音声はリバーブをかけたものです。

 


 

反響時間と音の拡散量を調整するだけで、ライブ会場にいるような音楽に変化します。楽曲にかけると楽しいです。では、リバーブのパラメーターを確認してみましょう。

 

リバーブのパラメーター

リバーブ時間(ミリ秒)

数値が0だと拡散しません。デフォルトが100なので、広い空間を演出したい場合は上げてみましょう!

 

ディフュージョン

ディフュージョン(diffusion)とは拡散という意味で、値が大きいほど音源から離れているように聞こえます。元の音源をボカしたいときは大きくしましょう。

 

減衰

残響部分が消えるまでの長さで、値が大きいほど広い空間にいるように聞こえます。

 

明るさ

数値が0だと拡散しません。元の音源を残響音にどの程度残すかの設定なので、少量でも残しましょう。値が大きいほど原音の成分をしっかり残します。

 

ドライアウト

「元の音源」の音量を設定します。数値入力で最大400%まで設定でき、数値が0だと反響音だけ出力されます。

 

ウェットアウト

「エフェクトで作り出した反響部分」の音量を設定します。数値入力で最大400%まで設定でき、数値が0だと元の音源だけ出力されます。

 

ここからは独り言ですが…好きなアーティストの曲で、他のパラメータはデフォルトでドライアウトを0%、ウェットアウトを10%にしてみてください。「ライブでトイレに行ってる間に曲が始まってしまって、急いで席まで戻ろうとしているときの廊下から聞こえてくる音楽」の感じになりますよ~!