エフェクト

AfterEffectsのポスタリゼーションの使い方

posterizationとは階調数を減らしてポスターカラーで描いたような絵画風の画像に変換する画像処理を意味します。色数を減らし、ポスターカラーで描いたような高彩度のイメージに仕上がります。単一で使用するというよりも他のエフェクトと併用することをオススメします。

ポスタリゼーションのパラメーター

レベル

カラーの諧調を2.0~255.0までの間で指定することができます。小数点第一位も扱うことができます。各ピクセルは指定した色調レベルに応じて、一番近いレベルにマップされます。

 

わかりやすくするためにレベル補正をかけてみました。ヒストグラムの分布がポスタリゼーションで指定した「4」にわかれていることが分かります。

ポスタリゼーションのレベルを4に指定した画像です。元のイメージから近いレベルに寄せられています。写真などは各ピクセルが持つ「色の濃淡」で滑らかなグラデーションが表現されています。8bitであれば1つのピクセルあたり(R,G,Bそれぞれに)0~255までの情報を持つことができます。ポスタリゼーションはR,G,Bをそれぞれ指定されたレベルの数にマップさせています。

 

今度はレベルを「50」に設定してみました。

元の画像と見分けがつかない具合になっています。

より絵画らしくするには、他のエフェクトも組み合わせることでポスタリゼーションが活かされると思います。