Adobe AfterEffects

AfterEffectsでブラシアニメーションを作る方法

AdobeAfterEffectsでブラシアニメーションをする方法

フリーハンドで文字やイラストを書きながらアニメーションする方法を紹介します。手書きに自信がある人や、フォントを使わず優しい雰囲気を出したい人にはぴったりだと思います。

ブラシアニメーション
 
 

その1 ワークスペースを切り替える

ひとまず落書きしやすいように、作業台を用意しましょう。ワークスペースを切り替えます。画面右上の矢印からワークスペース「ペイント」を選択します。
 
01_ワークスペースを「ペイント」に切り替える
 
 

その2 新規レイヤーを作成

今度は落書き用のレイヤーを用意します。メニューのレイヤー>新規>平面(Ctrl+Y)で平面を作成します。
 
02_新規黒平面を作成する
 
今回は黒平面を作成しました。
 
 

その3 ブラシを設定する

次にブラシツールを選択します。
 
03_ブラシツールに切り替え 
 
すると、ペイントとブラシパネルが有効化されて編集できるようになります。
 
04_ブラシツールに切り替えることでブラシパネルが有効化されます
まずはブラシの設定をしましょう。直径や硬さなど自分好みのブラシを設定します。
 
 

その4 ペイントパネルで「種類」を変更する

ブラシアニメーションを行うためには、ペイントの「種類」を「連続」にする必要があります。デフォルトでは「一定」になっているので、アニメーションされません。
 
05_ペイントパネルの種類を「連続」に変更する
 
一定:レイヤー尺分のペイントを描画
連続:録画のようにペイントを連続して描画
1フレーム:ペイントを1フレームだけ描画
カスタム:ペイントを指定したフレームだけ描画

 

↑触ってみたらすぐわかります。3フレームアニメーションなどをする場合は「カスタム」が適しています。
 
 

その5 レイヤーパネルを開く

描画を開始したいところにインジケーターを移動して、タイムラインでブラシを適用するレイヤーをダブルクリックします。初心者のころ、これがわからなかった…。
 
06_インジケーターを移動してレイヤーパネルでペイントする
 
レイヤーにブラシで描画するので、パネルを開かないと落書きができません。
 
 
07_インジケーターを進ませながら落書き
 
これで落書きアニメーションの完成です!簡単!!
 
 
 
 

透過させたい場合はエフェクトを確認

黒平面では都合が悪い場合は、エフェクトコントロールパネルで「ペイント」「透明上にペイント」のチェックをいれます。
 
08_背景を透過するにはエフェクトコントロールパネルを開いてペイントの透明上にペイントにチェックを入れる
 

サンプルのようにアニメーションGIFで出力したい場合は、Adobe Media Encoderを使うと出力できます。

09_背景透過したアニメーションGIFで出力するときはAdobeMediaEncoderで出力

ペンタブを使うとブラシの「筆圧」なども使えるので楽しいかもしれません。ぜひチャレンジしてみてくださいね。