エフェクト

AfterEffectsのオーディオエフェクト|ハイパス / ローパス

ハイパスとローパスのパラメーター

High-pass/Low-passとはハイパス/ローパスフィルタのことです。ハイパスは設定した値より低い周波数を除去します。逆にローパスは設定値より高い周波数を除去します。低音域、高音域の強調にも用いることができ、低音サウンドの作成ノイズの除去にも活用できます。

 

 

ハイパス/ローパスのパラメーター

ハイパスとローパスのパラメーター

 

フィルターオプション

ハイパスとローパスのフィルターオプションの選択

filter(ろ過)の意味で、下のカットオフ周波数で設定した値が基準となる。ハイパスの場合は高い周波数を通します。ローパスは低い周波数を通します。

カットオフ周波数

1~20000まで扱うことができ、フィルタの基準となる周波数を設定します。

ドライアウト

0~400%まで扱うことができ、元の音源の音量を調整します。低音域(もしくは高音域)を除去する目的の場合はドライアウトを0にして、ウェットアウトを100にします。

ウェットアウト

0~400%まで扱うことができ、フィルタオプションで選択したハイパス(もしくはローパス)を通した音の音量を調整します。

 

ハイパス/ローパスについての理解が深まったところでサンプルを聞いてみてください。以下は2000hzをカットオフ周波数に設定してフィルタオプションを変更した結果です。

元の音源


 

ハイパス

 

ローパス

 

いかがでしょうか。効果がわかりやすいエフェクトだと思うので、個人的にも低音サウンドを作成してみようと思っています。