Parametric Equation(パラメトリック方式)という意味を持ち、特定の周波数についてレベルを調整します。パラメトリック表現とは数式を用いて曲線を描いて滑らかにする方法です。パラメトリックEQエフェクトでは指定する値に対して、音源になじませるためにパラメトリック方式が用いられています。難しく考えずにとりあえず使ってみましょう。
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パラメトリックEQのパラメーター
![パラメトリックEQのパラメーター](https://ae.blender-osamu.com/wp-content/uploads/2021/01/パラメトリックEQのパラメーター.jpg)
周波数レスポンス
![周波数レスポンス](https://ae.blender-osamu.com/wp-content/uploads/2021/01/周波数レスポンス.jpg)
周波数の調整具合が曲線となって確認できます。横が音の高低を、縦は音のレベルを表しています。
バンド使用可能
最大3つの周波数を指定できます。調整したい周波数の数に応じてバンド1~3にチェックを入れましょう。
周波数
1~21609まで扱うことができ、レベルを調整したい周波数を指定します。単位はhzです。
バンド幅
![バンド幅の変更](https://ae.blender-osamu.com/wp-content/uploads/2021/01/バンド幅の変更.jpg)
0.1~99.0まで扱うことができ、指定した周波数から影響が出る範囲を設定することができます。周波数レスポンスのグラフを見ると、範囲が変更されるので山の傾斜が変わります。赤の曲線は0.1に設定、青は99.0に設定した結果です。
ブースト/カット
![ブーストとカットの変更](https://ae.blender-osamu.com/wp-content/uploads/2021/01/ブーストとカットの変更.jpg)
-100~100まで扱うことができます。値をプラスにすると強調され、マイナスにすると抑制されます。周波数レスポンスを見ると、赤は-50で-6db、緑は50で+6db、青は100で+12dbにレベルが変化したことがわかります。
いかがでしょうか。バス/トレブルとは違い、周波数を3つまで指定してレベルの調整が可能という点で融通が利くエフェクトだと感じています。
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