エフェクト

AfterEffectsのCC Star Burstの使い方

AfterEffectsのCCStarBurstの使い方

Burst(破裂する)という意味です。Starburstとは天文学の用語でもあるようで、銀河同士の衝突などによる大量の星の生成の事を意味するそうです。生まれが壮大なエフェクトのようですが、プロパティはいたってシンプルです。

 

簡単に動いてくれるので、何でもかんでも飛び散らせて遊んだエフェクトのひとつです。それではプロパティの確認をしてみましょう。

 

CC Star Burstのプロパティ

CC Star Burstのプロパティ

Scatter

Scatter(散る)という意味です。-10000~10000まで扱います。粒子間の距離を調整します。以下はScatterを0にしたものです。

CC Star BurstのScatterを0にした場合

以下はScatterを30にしたものです。値を大きくするにつれて粒子が分散されます。さらに大きな値にすることでシームレスなモーションとなります。

CC Star BurstのScatterを30にした場合

 

Speed

-5.00~5.00まで扱います。マイナス値に設定することで奥に向かい、プラス値に設定することで手前に向かってアニメートします。0にすると静止します。

 

Phase

Phase(部面)という意味です。元イメージをもとにSpeedの値をもとに前後に散りますが、前後のモーションの周期を早めたり、遅くしたりすることができます。

 

Grid Spacing

Spacing(間隔)という意味です。一つのイメージから生成する密度を調整し、粒子の数を設定します。以下はGrid Spacingを2から32に変更にしたものです。

CC Star BurstのGrid Spacingを2から32に変更にした場合

 

Size

粒子の大きさを調整します。

CC Star BurstのSizeを20から400に変更にした場合

 

Blendw.Original

エフェクト適用結果と元のイメージとの合成の割合を設定します。

 

いかがでしょうか。粒子の質感を設定するプロパティもなく、手前と奥にしか向かわないので扱いやすいかと思います。ぜひ使ってみてください。